商売と人の関係

2003年9月4日
長年お互いに励ましあいながら若いときから一心同体で頑張ってきた仲間意識の仕入先の話です。
その会社も苦労を知らない息子が参入して勢力を伸ばしてきました。
今の時代注文はドンドンするのですが過去のように100%決済は大変です、少しづつ残が残りますがそれも現金で欲しい・・・。お互いに設備投資等でお金が忙しいのは了解しながら頑張ってきたのですが、最近納品が遅れ気味、原因は現金化の早いところが優先です、よく意味は解るのですが発注数は当社が俄然1番なのです。かと言って他から仕入れが出来ない事情がありそれが相手には強みな物ですから最近は言いたい放題。
切ってしまいたいところですがそれも出来ない状態・・・。
果たして情の無い取引をこのまま継続してその会社はどうなるのか?少々疑問です、苦労知らずで伸び盛りに参入して前向きで行くのは大いに結構ですが、商売はある意味持ちつ持たれつ、お互いが発展しなければなりません。もちろん相手の社長は当社が育てたと言っても過言ではありませんし、もちろん当人は努力も惜しみませんでした。お互いに頑張ろうでここまで発展してきたのです。
情の無い企業は将来どうなるのか?やはり心配ですね、個人的にも心安い仲ですから今後も前向きで付き合いますが人の感情も、ある程度は考えながらの前向きさも勉強が必要なのではないでしょうか?
我、中心の社会で果たして今後どの方向に行くのでしょうか?
人は輪の中で生活します、ひとりでは生きられません、必ず良い時ばかりではありません!人生には必ず波がつき物です、その底辺がきた時人の生き方が問われるのでは?
かと言って我々も甘えはしません、一段と努力と工夫をします。

苦労は若いときにするか、年老いてからするかのどちらかです、皆平等なのです!

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